写真というのは生きること。生きることの原点だと、著者は言う。写真は過去、現在、未来を1枚で見せる。一瞬のうちに消えていく時間に生を与え、それを自分の心のレンズで撮る。写真家アラーキーこと荒木経維にとって、写真とは生と死に対する愛、人生を生きることそのものなのである。 著者は1940年東京生まれ。電通マンを経て独立し、自ら「天才写真家」と称する個性豊かな写真家であり、その作品は海外からも高く評価されている。本書は、そのアラーキーが本音で語る写真の世界への旅のガイドブックである。どのレンズを選ぶのか、「あの写真」はどのカメラで撮ったのか。身近な人や街、仏像からヌード、愛するものをどう撮るか、発表するか。その写真術のすべてを、著者は惜しげもなく明かしてくれる。「レンジファインダー」「ヘキサーの35ミリ」など専門用語も多数登場するが、欄外に細かく注釈があるので、長く写真を撮っている人にも写真をはじめたばかりの人にも役立つはずだ。 また、撮影に興味がない人には、著者の最新作や、随所に散りばめられた写真哲学やエッセンスに触れるだけでも著者の人生観を見ることができるので、エッセイとして楽しめる。「写真を撮るっていうのは簡単に言うと人づきあい」、「去り際のタイミング、ここが憎まれるか愛されるかの分かれ道。何かいい風を残していくということが問題なの」などの言葉には、著者の人生に対する熱く優しいまなざしと人間臭さが自然と伝わってくる。(増渕正明)
まさに天才
全てを超越してますね、この人。
いや、ほんとに、素晴らしいですわ。
アラーキーの言葉
冗談なのか本気なのかわからない、真剣なようなはぐらかしたような
聞き書きという形式をとっているので、テンポのよい話言葉がそのまま並んでいます。
唐突にずばっと核心をつく言葉があちこちに出てきます。
小気味よかったり難しかったり目からうろこだったり…
直感的で鋭く、それでいて独自の哲学で裏づけされている、
そういう言葉の数々だと思いました。
実際に写真もいくつか収録されていてたのしむことができます。
無心にシャッターを押したくなる
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やっぱりアラ−キ−はすごい人
ここまで、天才の秘密をみせてくれる天才ってめずらしい。「私は天才よ。」ってユ−ミンも言うけど、天才は、天が与えてくれた才能だから、誰にでもあるはずなんだって。でも、アラ−キ−ほど心のままに表現する人生をおくる決意がまず、難しい。写真でも、文章でも、アラ−キ−は、ほんとに人を愛してて、心のままに生きてて、そのまま表現してて、ス−パ−。「人に好かれる、親近感をもたれるっていうのは、実は写真家になるための最大の要素かもしれないな−。人間性の問題だからさあ。...。」そう、やっぱり人間性なのか...ってとこに、いきつく。修行しよう。
やっぱりアラ−キ−はすごい人
ここまで、天才の秘密をみせてくれる天才ってめずらしい。「私は天才よ。」ってユ−ミンも言うけど、天才は、天が与えてくれた才能だから、誰にでもあるはずなんだって。でも、アラ−キ−ほど心のままに表現する人生をおくる決意がまず、難しい。写真でも、文章でも、アラ−キ−は、ほんとに人を愛してて、心のままに生きてて、そのまま表現してて、ス−パ−。「人に好かれる、親近感をもたれるっていうのは、実は写真家になるための最大の要素かもしれないな−。人間性の問題だからさあ。...。」そう、やっぱり人間性なのか...ってとこに、いきつく。修行しよう。
集英社
天才アラーキー写真ノ時間 (集英社新書) 天才になる! (講談社現代新書) 犬の記憶 (河出文庫) 東京人生SINCE1962 写真とことば―写真家二十五人、かく語りき (集英社新書)
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